ビリー・ザ・キッド。
本名はウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア。
アメリカの西部劇、アウトローという言葉の代名詞とまで言われた史上最速のガンマン。義賊でもあり、その生涯で21人を殺害したとされるが、その始まりは母親を侮辱された怒りによるものだった。
根っからの悪漢、というわけではなく本来は静かに暮らしていたい、と望む温和な少年であったらしい。
マテリアル・ステータスより抜粋。
西部のガンマン、そのイメージを決定づけたのが彼ーーービリー・ザ・キッドです。
さて、FGOにおけるビリー・ザ・キッドは史実に基づく伝承が、そのまま形になったかのような少年ガンマン。
左利き・常に笑顔・しかし時には冷徹な選択であろうと、眉一つ動かさずに行う現実主義者。
時にはその容姿からは想像だにせぬ言葉が、幾多の人類史を激闘の末に修復してきた主人公でさえ驚かせるものです。
魔境の低レアアーチャー内では解りやすく、
「自己バフからの必中宝具&クリティカルチェインを主軸にしたアタッカー」
という明確な性能を持っています。
低レアでは貴重な即時NP獲得を持っているので、優秀なアタッカーと言えるでしょう。
詳しくは以下からどうぞ。
ビリー・ザ・キッドのステータス・詳細
西部劇のガンマンを彷彿とさせるーーーというか、そのものな風貌のビリー・ザ・キッド。
ステータス的には、HPが高位ながらもAtkはワースト級。アタッカーながら、通常攻撃が頼りない数値になるので各種強化・クリティカル等を主軸としたい。
- アライメント:人・混沌・中庸
- 隠しステータス:人型・サーヴァント
格別、特効対象や特定のステータス強化に当てはまる事が無いサーヴァント。元が普通の人間なので、当然と言えば当然。
コマンドカードの性能
ヒット数
- Q:2
- A:3
- B:3
- EX:4
- 宝具:4
実装されたのが1部5章なので、最初期組より”は”ヒット数が多め。しかしながら基礎NP獲得率と、スター発生率は低めなので補強は必須。
本人がともかく、文字通り銃弾の如き一直線なアタッカーなのでこの辺りはチェインや周囲からのフォローが欲しい。
間違えても一人で無双できるようなサーヴァントではありません。
ビリー・ザ・キッド:スキル・宝具詳細
3つのスキルの内、2つがクリティカル威力アップなのでこれを有効に活用したい。というか、活用しないとビリーの強みが無い。
アーチャークラスのスター集中度を生かし、ここぞという時にクリティカル威力アップを重ね掛けして大ダメージをお見舞いしましょう。
強化素材と必要数。
塵と骨を大量に必要とするので、まずはこれ!としっかり決めてからスキルを強化しましょう。
第一スキル 射撃
クリティカル威力アップ(1ターン)
持続時間は1ターンのみながらも、倍率は未強化でも60%で最大強化だと何と120%!
参考までに数値を挙げると、孔明さんのバフは50%強化。マーリンで100%です。
ビリー・ザ・キッドの切り札、あるいは主力と言えるスキルでしょう。
第二スキル クイックドロウ
NPを獲得(30~50)
副次効果の無い純粋なNP獲得スキル。☆1~3で即時に最大50%を獲得出来るのは(キャスターを除くと)ビリー・ザ・キッドのみ。
NP50%礼装を装備していると、開幕即宝具も可能。
第三スキル 心眼(偽)
自身に回避(1ターン)+クリティカル威力アップ(3ターン)を付与。
使い道は大きく分けて3つ。あるいは3つを絡めて使うのが基本。
- ボスエネミーなどの大規模攻撃回避。
- 第一スキルと合わせてクリティカル威力アップx2で大ダメージ。
- (スターの生成が追い付く前提で)3ターン持続するメリットを生かして、連続クリティカルでNPorスターを獲得して宝具連発等
一番単純に回避のみを使っても、効果は3ターン持続するのでその間に第一スキルを使っての大ダメージが理想的。
CTや戦況を見極めて、臨機応変に使っていきましょう。
クラススキル
Quickのクリティカル威力が底上げされています。
アーチャーには珍しく騎乗スキル持ち。これは彼の逸話の中に「見事なロデオの腕前を披露した」というものがあるためだとか。もしかしたらライダークラスの適正があるかも?
宝具「 壊音の霹靂 サンダラー」
必中を付与後、超強力な攻撃+対象のクリティカル発生率をダウン(3ターンOCで効果アップ)
自身に必中を付与した後に攻撃するので、宝具後のチェインも必中状態。
宝具威力アップのクエストも用意されてはいるものの、本人がQuickアップやAtk強化などのスキルを持たないため(クラススキル除く)ダメージ上昇にはサポートが必須。
必中付与や、クリティカルの下準備などという使い方も選択肢の一つに。
強化次第ではありますが、第一・第三スキルを同時使用したクリティカルチェインの方がダメージが出そうです。
ビリー・ザ・キッドの運用まとめ・評価
兎も角、クリティカル攻撃に特化したサーヴァント。
自己バフのクリティカル強化は全サーヴァント中最強クラスで、育成の労力に見合うものです。低レア随一のアタッカー間違いなし。
難点は本人がスターを生めない事、自己バフがクリティカル強化しかないこと。強化を盛れば盛るだけクリティカルの威力が上がるので、優秀なサポーターを付けてあげたい。
礼装に関しては、NP50系で即時宝具+自己強化(Atk・Quick・宝具威力)系統が無難かと。スター集中やスター獲得もおすすめ。
おすすめのサーヴァント
採用基準としては、
- ビリーを強化出来るバフを保持している。
- スターを生成できる(発生率をアップさせる)
等でしょうか。
それらを感がると、Quick強化とNP50配布の【スカサハ・スカディ】は、誰でも頭を過る事でしょう。Quick宝具、というだけでも彼女がファーストチョイスに。
後は上記でも紹介した【マーリン】も。宝具でスターを生みだす事も出来ますし、何よりクリティカルの威力が凄まじい事になるでしょう。
低レアにはQuickを強化出来るサーヴァントがいませんが、【アンデルセン】はクリティカル威力UP+NP獲得+スター発生とビリーの欲しいバフを多数保持しています。
後は同じアーチャーでチェインのし易いQuick宝具持ちの【トリスタン】や、【アタランテ】【アルテラ(サンタ)】なども宜しいかと。
以上、ビリー・ザ・キッドについてあれこれでした。
※幕間の物語で貴重な混沌の爪が貰えます。

彼の宝具はその技量が形になったようなものだ

寸分たがわぬ射撃。恐ろしいものです
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